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2022.02.16

麻布大学、東京大学、国立感染症研究所との共同研究「猫のワクチン接種後のアナフィラキシー」の論文Anaphylaxis after vaccination for cats in JapanがJournal of Veterinary Medical Scienceの84巻1号に掲載されました

麻布大学、東京大学、国立感染症研究所との共同研究「日本における猫のワクチン接種後のアナフィラキシー」の論文Anaphylaxis after vaccination for cats in JapanがJournal of Veterinary Medical Scienceの84巻1号に掲載されました。この最新の論文は、アナフィラキシー症状に焦点を当てながら猫用ワクチンの副反応について研究したものです。2004年度から2018年度までの15年間に農林水産省に報告された316件の猫用ワクチンの副反応情報を解析したところ、ワクチン接種後に130頭の猫に重篤なアレルギー反応であるアナフィラキシーがみられ、その7割以上が死亡していたことが分かりました。また、ワクチン製造の際の精製の指標とされる牛血清アルブミン量を測定したところ、ワクチンからは高濃度の牛血清アルブミンが検出されました。当研究所は解析とワクチン中に含まれる牛血清アルブミン量の測定でこの研究に貢献しました。

下記のURLからこの論文の全文を読むことができます。

論文のURL: ttps://doi.org/10.1292/jvms.21-0437